巨人ファンが語る「4番センター大田から始まる2015年外野レギュラー争い」とは?
選手層の厚いジャイアンツのレギュラー争いは毎年、激しい。今年は特に外野だ。候補はたくさん揃っている。果たして開幕戦、外野の3枠にどの選手がおさまっているのか。
2015/02/20
開幕戦、外野3枠を誰が手にする?
近年の原監督は走攻守揃った万能外野手を好む傾向がある。
どんなにセペダが打ちまくろうと、松ちゃんの守備が素晴らしくてもちと厳しい。
使われるのはパワーがあり、スピードもあり、肩もあるハイブリッドタイプ。
その視点から見ると、まず長野久義は実績から見ても別格。
実戦復帰して守備面に問題なければ開幕スタメンは堅いだろう。
現状では坂本不在の間に代理主将を務めた亀井善行、実戦で結果を出し続けている大田泰示が一歩リード。
昨年開幕スタメンを勝ち取った橋本到や、2年目のアンダーソンが虎視眈々と逆転を狙う。
そして、東京ドームでの人気の高い高橋由伸や矢野謙次のベテラン勢がここにどう割り込むのか?
個人的に注目しているのはDeNAから移籍してきた金城龍彦だ。
昨年末のジャイアンツ球場、午前中のまだ早い時間帯。
人気の少ないの室内練習場で黙々とバットを振っていた。
春季キャンプでも紅白戦初戦から元気にスタメン出場。
そりゃあ若手選手も負けるわけにはいかない。
16年間のプロ生活で一度もリーグ優勝経験のない38歳のベテラン。
現在、巨人はリーグ3連覇中。
正直、ファンも勝ち慣れてしまった感がある。
「今年は優勝しなくても若手が育てばいい」って、そんなわけないやん。
勝利を求めないプロスポーツなんて、気の抜けたコーラみたいなもんだ。
甘ったるくて飲めやしない。
どこよりも勝ち慣れているチームで、誰よりも勝ちに飢えている男。
金城龍彦のハングリーさは、チームメイトだけでなく、ファンの目も覚ましてくれた。
See you baseball channel……