楽天は首位を守れるのか? 鍵握る「左偏重打線」と「魔の日程」【パ後半展望】
マイナビオールスターゲーム2017も終わり、いよいよペナントレースは後半戦に突入する。セ・リーグは広島カープが2位に8ゲーム差をつけて独走態勢。パ・リーグは東北楽天ゴールデンイーグルスと福岡ソフトバンクホークスが2強を形成、埼玉西武ライオンズ、オリックス・バファローズが追う展開だ。ここからどうペナントは変化していくのか。今回はパ・リーグ後半戦を展望する。
2017/07/16
各球団は左腕投入で楽天打線に対抗
しかし、シーズンが佳境に入ってくるとそう甘くはない。西武は楽天戦3戦3勝の菊池を今後も楽天にあてようと画策していると聞くし、キューバ人のモイネロを支配下登録したソフトバンクは、好調の嘉弥真新也を勝負所で投入する策を講じるだろう。
オリックスは松葉に加えて、10日の日本ハム戦でプロ初完封を挙げた山崎福也がいる。この日、山崎が投じた魔球のようなチェンジアップは、後半戦の台風の目となるかもしれない。
「対楽天」をそれぞれのチームが強く意識したとき、左偏重打者をいかに崩していくかがテーマになってくる。
前半戦、梨田監督は対菊池に限って、茂木や島内、岡島を打線から外すことが多かった。これではいつまでも菊池を打ち崩せないという見方ができる一方、梨田監督にも浅からぬ狙いがあるのだろう。
3度目の対戦となった7月7日の試合では島内がスタメンに入り、2安打をマークした。完封負けを喫したとはいえ、左打者だけで5安打を放った。菊池対策の布石を打っているようにもみえた。