ヤクルトが延長サヨナラで死闘制す!中日は11四球・3失策・要所でのボークなどミス連発で自滅…
2017/07/25
〇ヤクルト9×-8中日●(神宮)
ヤクルトが4時間半にわたる死闘を制し、5位・中日との直接対決を制した。
ヤクルト・原樹理、中日・吉見の先発でプレイボール。試合は、初回から動きを見せ両軍一歩も譲らない攻防を見せた。
初回、原は谷の二塁打・大島の一ゴロでピンチを招くと、原がゲレーロの打席で暴投し先制点を献上してしまう。しかし、直後の1回裏にバレンティンが今季大15号となる逆転2ランを放ち逆転に成功。その後の3回には、新外国人・リベロが来日初本塁打を放ち、4点目を加えた。
しかし、4回表には原が先頭のゲレーロが藤井(ヤ)の悪送球で出塁、二死から藤井(中)に死球を与えピンチを招くと、福田に左翼スタンドへの本塁打を許し、同点に追いつかれてしまう。
その後、4回裏に京田の落球で1点を勝ち越したヤクルトだったが、直後の5回表に京田に汚名返上のソロ本塁打を浴び、試合は再び振り出しに戻った。
すぐに追いつかれたヤクルトだったが、5回には奥村の安打・西田の三ゴロで二死2塁のチャンスを作ると、投手の原樹理が中越えの二塁打を放ち1点のリードを奪う。そして、7回には岩瀬から2安打・1四球で満塁のチャンスを作ると、ピンチで登板した又吉から山田が押し出し四球を選び、リードを2点に広げた。
しかし、8回に新セットアッパー・近藤が先頭のゲレーロに四球・藤井(中)に安打を許し二死1・2塁のピンチを招くと、4回に本塁打を放った福田に今度は流し打ちで右翼スタンドに運ばれ、まさかの逆転を許してしまう。
1点を追う立場になったヤクルトだったが、8回に続投した又吉から奥村の四球・上田の安打で一死1・3塁のチャンスを作ると、大松の打席で又吉がボーク。ヤクルトは相手のミスでなんとか同点に追いつく。
その後、4番手・ルーキが9回から2イニングを完璧に抑える好リリーフを見せると、打線が延長10回裏に登板した中日6番手・笠原を攻略する。
10回裏、ヤクルトは上田・坂口が四球、山崎が右前安打を放ち一死満塁のチャンスを作ると、最後は4番・山田が押し出し四球を選び、サヨナラ勝ち。4時間半に及ぶ死闘に終止符を打った。
敗れた中日は何度も劣勢から追い上げを見せたが、11四球、3失策などミスが連発し接戦をモノにすることができず3連敗となった。