オリックス、打線爆発で連敗ストップ!ロメロが1試合2発、中島が2011年以来の満塁弾
2017/07/28
〇オリックス11-5楽天●(ほっともっとフィールド神戸)
4発の本塁打が飛び出すなど、打線がつながり大量得点を奪ったオリックスが首位・楽天を降し連敗を8で止めた。
オリックス先発・金子千尋、楽天先発・塩見で試合はスタートし、序盤から両軍動きを見せた。
初回、金子は二死を奪った後に今季15打数5安打、3被弾と相性の悪いウィーラーにフルカウントから速球を左中間スタンドに運ばれ1点を失うが、2回に先頭のロメロが高めの速球を叩いて左翼スタンドに運び、同点に追いつく。
そして、3回には1番起用の吉田正がフルスイングで塩見の直球を右中間スタンドに運び、1点を勝ち越した。
援護点を貰った金子だったが、4回に先頭の銀次に甘く入った変化球を捉えられ、右中間スタンドギリギリにソロ本塁打を被弾。再び試合を振り出しに戻してしまったが、今日は打線が奮起してエースを援護した。
5回、オリックスは大城・伊藤の連打、吉田正の四球で一死満塁のチャンスを作ると、楽天2番手・戸村の暴投・安達の一ゴロで2点を勝ち越す。続く小谷野は四球を選び出塁すると、ロメロがこの日2本目となる本塁打を放ち、7点目を奪った。
そして、3点を奪われて2点差に迫られた7回には、楽天4番手・金刃から3四死球で満塁のチャンスを作ると、ベテラン・中島が右翼スタンドに流し打ちで満塁本塁打を放ち、リードを6点に広げた。中島の満塁本塁打は西武時代の2011年以来、通算7本目となった。
先発の金子は、7回も続投したが無死から4連打で2点を失い降板。2番手・ヘルメンは聖澤に適時打を浴びて1人の走者を還してしまったが、代打・伊志嶺を空振り三振、島内を二ゴロ併殺打に打ち取り、無死1・3塁のピンチを1失点に抑える好リリーフを見せた。
その後、8回は近藤大、9回は黒木がそれぞれ1回を無失点に抑え試合を締めた。金子は6回0/3を5失点という内容だったが、打線の大量援護に恵まれ今季8勝目を手にした。
敗れた楽天は先発・塩見が5回途中5失点で降板するなど、投手陣が振るわなかった。