西武、2011年以来の10連勝!十亀が7回無失点、打線も6安打8得点と効率良さ光る
2017/08/01
〇西武8-0楽天●(メットライフドーム)
西武が投打に楽天を圧倒し、2011年以来となる破竹の10連勝を飾った。この連勝で、3位の西武は首位・楽天まで6.5ゲーム差となった。
好調西武打線が、安打数を抑えられながらも効率良く得点を奪った。
3回、西武は一死から秋山がフェンス直撃の二塁打を放ちチャンスを作ると、源田が適時三塁打を放ち1点を先制。そして、浅村もしっかりと犠飛を放ち2点目を加えた。4回には先頭の栗山が二塁打で出塁すると、外崎が適時打を放ち3点目を追加した。
そして、6回には浅村の二塁打・中村の四球・栗山のバントで辛島の野選が記録され無死満塁のチャンスを作る。ここで楽天ベンチは辛島を諦め、ルーキー右腕・菅原にスイッチ。
無死満塁の絶好機で山川は遊飛に倒れたが、続く外崎が押し出し四球を選び1点を追加。そして、岡田は併殺コースの投ゴロに倒れたと思われたが、菅原が捕手・嶋の頭上を超えてしまう悪送球を記録し、西武は相手のミスに助けられる形で5点目を奪った。また、金子に2点適時打、秋山に犠飛が飛び出しリードを8点に広げた。
6回に5得点を奪った西武だったが、このイニングの安打は浅村の二塁打と金子の適時打のみ。試合全体で見ても6安打で8得点と得点が安打数を上回っており、西武は相手のミスを活かし、効率良くリードを広げることができた。
投げては、先発・十亀が7回を107球で3安打、3奪三振、2四球、無失点の好投。その後は野田・本田が1イニングずつを無失点に抑え、試合を締めた。先発した十亀は今季6勝目(4敗)を手にし、チームの6年ぶりとなる10連勝に大きく貢献した。