オリックス、新クローザー・黒木が2戦連続の背信投球も延長12回に助っ人の一発でサヨナラ勝ち!
2017/08/02
〇オリックス5×-4●(京セラドーム大阪)
オリックスが延長戦を制し、サヨナラ勝ちでカード初戦を制した。
ソフトバンク・石川、オリックス・ディクソンの先発でプレイボール。試合はオリックスが試合の主導権を握っていた。
2回、オリックスは若月の安打・吉田正の四球・西野のバント安打で無死満塁のチャンスを作ると、中島が犠飛を放ち1点を先制。その後の4回にはT-岡田がソロ本塁打、5回には西野が今季初となるソロ本塁打を放ち、3点を奪った。
その後も暴投振り逃げ、四球と相手のミスにつけ込み、二死満塁のチャンスで安達が押し出し四球を選び、4点目を追加した。
投げても、先発・ディクソンが7回を1失点に抑える好投。8回も近藤が先頭の福田に死球を与えるも、2者連続三振を奪うなど好救援で1回を無失点に抑え、あとは9回の1イニングを乗り切るだけとなっていた。
しかし、新クローザー・黒木が2戦連続で背信投球となった。黒木は柳田・中村晃に右前安打を浴び一死1・3塁のピンチ招くと、上林に適時打を浴び1点を失う。続く真砂は二ゴロに打ち取ったが、二死2・3塁から福田に2点適時打を浴びてしまい、試合を振り出しに戻してしまった。また、この時点で好投を見せたディクソンの勝利投手の権利も消滅してしまった。
その後、試合は延長戦に突入。両軍決め手を欠き試合は延長12回までもつれ込んだが、12回裏にオリックス・ロメロがソフトバンク守護神・サファテから左中間スタンドへ値千金のサヨナラ弾を放ち、試合を決めた。
9回にまさかの展開で同点に追いつかれてしまったオリックスだったが、最後は頼れる助っ人の一打で、なんとか逃げ切りに成功した。また、延長10回以降を無失点に抑えたヘルメン・大山・小林の好投も光った。