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オリックス・T-岡田が国内FA権取得。2010年には本塁打王、今季は7年ぶり30本塁打も視野

2017/08/03

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 オリックス・バファローズのT-岡田外野手(29)は、8月2日に出場選手登録が8年に達し、国内FA権の取得条件を満たした。
 
 岡田は2005年のドラフト1位で大阪・履正社高校からオリックスに入団。入団前には「浪速のゴジラ」と呼ばれ、将来を嘱望されていた。ルーキーイヤーの2006年にプロ初安打を放ったが、そこから3年間は2軍で下積みを続け、2009年に43試合出場で打率.158ながら7本塁打を放ち長打力をアピール。そして、同年10月に岡田彰布監督(当時)の提案で登録名を本名の岡田貴弘から現在の「T-岡田」に変更した。
 
 登録名を変更して臨んだ2010年シーズンには33本塁打を記録して本塁打王のタイトルを獲得する大ブレークを果たす。そして、タイトルを獲得したことで登録名の「T-岡田」も全国に知られることとなった。
 
 その後は違反統一球の導入や好不調の波が激しいこと、そして故障によって成績が振るわない年が続いたが、2014年に24本塁打を放ち復活。2015年は負傷や故障で3度登録抹消を経験するなど不本意な年に終わったが、2016年には打率.284、20本塁打、76打点を記録し、再び復活の兆しを見せた。
 
 そして、今季は92試合出場で打率.283、20本塁打、39打点を記録。打点は昨季を下回るペースだが、代わりに出塁率が.395と好調で、既にキャリアハイの55四球を選んでおり選球眼が向上。本塁打数も既に昨季に並んでおり、2010年以来となる30本塁打も視野に入っている。
 
 昨季オフに3年契約を結んだこともありFAの可能性は非常に低いが、今後もオリックスの誇る”ご当地大砲”の活躍に注目したいところだ。
 
 T-岡田の通算成績は920試合出場で打率.268(3301-886)、145本塁打、509打点
817三振、294四球、出塁率.338となっている。(8月3日現在)



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