ソフトバンクが一発攻勢で首位堅守!柳田・デスパ・塚田・真砂で4発打ち上げる
2017/08/03
〇ソフトバンク5-3オリックス●(京セラドーム大阪)
ソフトバンクが一発攻勢でオリックスを降し、カード勝ち越しを飾った。
ソフトバンク自身初の10勝に到達した東浜、オリックスは3年目左腕の山崎福の先発で試合はスタート。
初回、ソフトバンクは先頭の今宮の中前安打・川島の犠打で一死2塁のチャンスを作ると、柳田・デスパイネにアベック弾が飛び出し3点を先制した。2回には、先頭の塚田が2015年以来のプロ通算2本目となる本塁打を放ち、4点目を奪う。そして、5回には真砂がプロ初安打をプロ初本塁打で飾り、5点目を加え山崎福をKOした。
プロ初安打となる本塁打を放った真砂は「打った球を覚えてないくらい興奮しました。プロ初ヒット、初ホームランなので、素直に嬉しいです」と初々しいコメントを残した。
先発の東浜は先頭の吉田正にスタンド上段まで届く先頭打者本塁打を浴びていきなり1点を失ったが、その後は持ち直し7回途中まで好投。6回1/3を115球で1失点と試合を作り、勝利投手の権利を持って降板した。
2番手・嘉弥真は一死1塁で吉田正を迎えるところで登板となったが、吉田に右翼手の頭を超える二塁打を浴び降板。ピンチが広がったソフトバンクだったが、3番手・森が代打・武田を浅めの中飛、小谷野を右飛に打ち取る好リリーフを見せ得点を許さなかった。
しかし、8回も続投した森は一死からマレーロに安打を浴びると、続く中島に流し打ちで右翼スタンドに運ばれ2点を失う。2点差に迫られたソフトバンクだったが、最後は守護神・サファテが上位打線を三者凡退に抑え、試合を締めた。東浜は11勝目、サファテは34セーブ目を手にした。
敗れたオリックスは先発の山崎福が4被弾で5失点と試合を作れず、打線も相手を上回る11安打を放つも3得点と拙攻が目立った。