ソフトB・バンデンハークが得意のロッテ戦で自身初の2桁勝利!サファテも35セーブ目
2017/08/09
〇ソフトバンク3-2ロッテ●(ZOZOマリンスタジアム)
ソフトバンクが3回に奪った3点を守り切り、接戦を制した。
この試合の先発はソフトバンク・バンデンハーク、ロッテ・スタンリッジの元同僚対決。両者立ち上がりは無失点で切り抜けたが、3回に試合が動いた。
3回、ソフトバンクは二死から松田が左中間スタンドへソロ本塁打を放ち、1点を先制。その後も柳田・デスパイネの二者連続二塁打・中村晃の適時打で2点を加え、4連打でこの回3点を奪った。
バンデンハークは、4回に先頭の荻野に内野安打を許し、角中のあわや本塁打という当たりの適時三塁打で1点を失い、なおも無死3塁のピンチを招いたが、鈴木を一ゴロ・根元を空振り三振・中村を右飛に打ち取り追加点を許さない。
5回も先頭のサントスに安打を浴び、盗塁・暴投で無死3塁のピンチを招いたが後続を抑え無失点。しかし、6回には自らの失策で荻野に出塁を許し盗塁でピンチを招き、角中に二遊間を破る適時打を浴び2点目を失ったが、その後は鈴木を遊ゴロ併殺打に打ち取りピンチを広げなかった。
バンデンハークは7回を113球で5安打、7奪三振、無四球、2失点という内容で勝利投手の権利を持って降板となった。再三のピンチでも粘り強く相手を抑え、なんとかリードを守って後続につないだ。
そして、8回は岩嵜が三者凡退で1回無失点に抑える好リリーフを見せ、9回は守護神・サファテが角中を遊ゴロ、鈴木・根元を連続で空振り三振に仕留め試合を締めた。粘りの投球が光ったバンデンハークは自身初・チーム2番乗りの10勝目(5敗)、サファテも35セーブ目を手にした。
敗れたロッテは好機で打線がつながりを欠き、6回3失点と試合を作ったスタンリッジ、好リリーフを見せた益田・チェンの好投に応えることができなかった。