内海は終わったのか? “強い巨人のエース”に期待したい前例のない野球人生【死亡遊戯コラム】
読売ジャイアンツの内海哲也投手は17日、東京ヤクルトスワローズ戦に先発するも2回途中4失点でKOされ、6敗目を喫した。プロ14年目の左腕にとって、今季最短での降板となった。
2017/08/18
前例ない野球人生、生涯巨人への期待
内海はもう終わったのか? それはまだ分からない。
ただ、個人的にこれからの内海に期待していることがある。
入団した頃の先輩、桑田真澄、上原浩治、高橋尚成らはキャリアの途中でアメリカへと渡って行ったし、ともに戦った同世代の木佐貫洋、久保裕也、東野峻、真田裕貴といった面々も他球団へ移籍した。
21世紀に10年以上に渡り東京ドームで投げ続けているのは内海だけだ。つまり、巨人には生え抜き投手が参考にすべき野球人生のモデルケースがない。後輩たちにとって背番号26のキャリアが、そのまま新しい道となるだろう。
だからたとえエースじゃなくなっても、近い将来「コーチ兼任」になろうとも、内海哲也には巨人で現役生活をまっとうしてほしいと願う。