元広島ロサリオ、マイナーリーグで本塁打王に「日本の野球から多くを学んだ」
2017/08/21
広島東洋カープで活躍し、「おさむ」との愛称でも親しまれたライネル・ロサリオ外野手(28)が、米マイナーリーグトリプルA級のメキシカンリーグで26本塁打を放ち、本塁打王となった。
2015年に広島を退団し、米国へ戻ったロサリオ。今季はメキシカンリーグのサルティーヨ・サラペロズに所属し、打率.331、26本塁打、104打点を記録し、打高で知られるリーグながらも本塁打王に輝き、打点は2位という好成績。チームは8チーム中7位ながらも持ち前のパンチ力で本塁打を量産した。
ロサリオは2013年シーズンオフに広島に来日。2014年にはサイクル安打を達成するなど、打率.336、14本塁打、49打点と活躍し、広島のCS進出に貢献した。また、石井琢朗コーチに名付けられた「おさむ」というニックネームでファンからも愛されていた。
ロサリオは自身の広島時代について、『バングアルディア』電子版で振り返る。「日本のメジャーリーグで、高いレベルの野球をプレーしたのはとても良い経験でした。日本の野球から多くのことを学びました」と語っている。
また、米国で再びプレーする夢は持っているが、メキシコにも残りたいとも同紙で明かしたロサリオ。おさむちゃんの今後の活躍にも注目だ。