ソフトB・鶴岡が2度目のFA権取得。今季は甲斐の台頭もあり出場機会が大幅減
2017/08/23
福岡ソフトバンクホークスの鶴岡慎也捕手(36)は、22日に自身2度目となるFA権の取得要件を満たした。
鶴岡は鹿児島・樟南高、三菱重工横浜硬式野球クラブを経て2002年のドラフト8位で日本ハムに入団。2006年からレギュラーに名を連ねることが増え、現ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有、当時の抑えであった武田久など、同球団を代表する投手たちとバッテリーを組むことが多かった。
その後、2013年オフにFA権を行使し、地元・九州の福岡ソフトバンクホークスに入団。移籍後は細川亨(現楽天)、高谷裕亮などの存在もあり正捕手として定着できておらず、昨季こそ移籍後最多の103試合に出場し打率.251と結果を残したが、今季は甲斐拓也の台頭もあり出場機会は大幅に減少。
今季は甲斐・高谷に次ぐ3番手捕手という立ち位置になっており、25試合出場と移籍後最少の出場ペースとなっているが、開幕から1度も登録を抹消されることなくチームに帯同。快進撃を続け首位を走るチームを陰ながら支え続けている。
鶴岡の今季成績は25試合出場で打率.333(24-8)、3本塁打、5打点となっている。
今季でプロ15年目となる経験豊富なベテラン・鶴岡。選手層の厚いソフトバンクで出場機会が限られてきてしまっているが、オフシーズンにはどのような選択を採ることになるだろうか。