西武が遂に2位浮上!菊池が9回129球2失点完投で13勝目、投球フォームの問題も克服
2017/08/31
〇西武6-2楽天●(31日・Koboパーク宮城)
投打のかみ合った西武が楽天を降し、遂に2位浮上を決めた。
西武・菊池、楽天・安樂の先発で始まった試合は、西武が試合の主導権を握ったが、菊池はオコエに初球先頭打者本塁打を許してしまい、わずか1球で1点を失ってしまう。
しかし、その直後に打線が奮起。2回、西武は山川の四球・呉の左前打で一死1・3塁のチャンスを作ると、炭谷の犠飛で同点に追いつく。その後も金子の左前打・源田の死球で満塁のチャンスを作ると、2番起用の森が走者一掃の適時二塁打を放ち、この回4点を奪った。
4回には、呉の四球・炭谷の犠打・金子の遊ゴロで二死3塁のチャンスを作ると、二死から源田の放った三ゴロを三塁手・ウィーラーが悪送球。その間に呉は本塁に生還し、5点目を奪う。そして、7回には源田の四球・森の安打で一死1・3塁のチャンスを作ると、秋山が右犠飛を放ち6点目を奪った。
先発の菊池は、フォームの問題で直近の2試合連続で不正投球を宣告されていたが、今回の試合ではしっかりと投球フォームを改善し好投。9回を129球で5安打・11奪三振・2四球・2失点という内容で今季5度目の完投勝利。中継ぎ陣にも休養を与え、チームを2位浮上に導く熱投を見せた。
敗れた楽天は先発・安樂が6回5失点と試合を作れず、打線も菊池の前に5安打で2得点と振るわず、1引き分けを挟む7連敗で3位転落となった。