首位独走ソフトバンク、M減らし着々も…待ち受ける上位崩しのオリックス【9月5~7日パ展望】
オリックス・バファローズは、前節の埼玉西武ライオンズ戦を勝ち越した。本拠地で首位・福岡ソフトバンクホークスを迎え、立て続けに上位崩しと行きたいところだろう。ソフトバンクは、勢いそのままにマジックを減らしたい。
2017/09/05
初戦はリーグ屈指の右腕対決
4位 オリックス - 1位 ソフトバンク(M12) 京セラD、ほっと神戸 5勝13敗
初戦の先発はオリックス・金子千尋、ソフトバンクがバンデンハークだ。リーグを代表する右腕同士の対決とあって見ものだ。
金子は前節、完投勝利を挙げたばかりで状態もいい。8月にバンデンハーグと投げ合って負けているだけに、今回は燃えているはずだ。バンデンハークは前回登板こそ黒星を喫したが、オリックス戦は今季3戦3勝と相性抜群。
2戦目はオリックスが山田修義、ソフトバンクは武田翔太が復帰する。
オリックス打線は、前節の西武戦で3試合17得点と元気がいい。吉田正尚、マレーロ、ロメロ、T-岡田と長打力のある中軸に破壊力がある。チャンスメークさえできれば、かなり怖い打線になっている。生え抜きの大城滉二、駿太、西野真弘を継続して起用していきたい。
ソフトバンクは前節の楽天戦で3連勝。岸孝之と則本昂大のWエースとの対決をモノにできたのは大きい。しかし、打線がそれほど元気だったわけではない。投手陣が踏ん張り、少ないチャンスをモノにした戦いだった。今節はオリックス打線が好調だけに、同じようにはいかないだろう。中村晃、柳田悠岐、デスパイネのクリーアップは板についてきた。1番に今宮健太を置くのもいいかもしれない。