西武・菊池、10K完封勝利でハーラートップタイ14勝目 フォーム修正でも最速タイ158キロを披露
2017/09/07
○西武 3-0 ロッテ●
西武の先発は菊池。2段モーション問題が噴出してから2戦目の登板である。その菊池は直球とスライダーをうまく組み合わせ、4回までロッテ打線をわずか1安打に抑える。
一方の打線は、2回に初の月間MVPに輝いたばかりの山川が高めの変化球を中堅に運び、先制の15号ソロ。さらに3回には秋山が23号ソロで追加点を挙げ、序盤に2点を先制する。
菊池はその後も好投を続け、7回にはペーニャへの2球目で自己最速タイの158キロを計測。投球フォームを修正しても剛球を披露した。7回をわずか2安打に抑える好投でロッテ打線を封じる。
9回には完封を目指して菊池がマウンドに上がる。1死から荻野にエンタイトル二塁打を打たれるが、後続を抑え3-0で西武が勝利。菊池は9回を投げ、4安打、10三振、1四球、無失点で今季4度目の完封、さらに14勝としてソフトバンクの東浜に並び、ハーラートップタイへと躍り出た。