ソフトバンク・サファテ、前人未到の50セーブ到達 チームは9連勝
2017/09/11
ソフトバンクのデニス・サファテ投手が、10日に敵地で行われたロッテ戦で前人未到の50セーブに到達した。
5日のオリックス戦で日本記録となる47セーブを挙げていたサファテ。8日、9日とセーブを重ね、49セーブで迎えたこの日、サファテは9回裏の1死二三塁とピンチを迎えた場面で登板する。
サファテは平沢、高濱、荻野の三人を三連続三振。圧巻の投球で試合を締め、自身の日本記録を更新する50セーブを記録した。さらにチームは9連勝。マジックを5としている。
サファテは2011年に広島で日本球界デビュー。クローザーとセットアッパーを務め、2013年に西武に移籍。中継ぎながら9勝を挙げると、2014年にソフトバンクに移籍してからは不動のクローザーに君臨。2015年から2年連続最多セーブを挙げる活躍で今シーズンを迎えた。
今季は開幕から絶好調で、7月5日には外国人投手として史上初、史上6人目となる通算200セーブを記録。この日までに61試合に登板し、2勝2敗50セーブ、防御率0.89、61回、97奪三振と圧巻の成績を残している。
50セーブは試合数の多いMLBでもわずか16回しか記録されていない大記録。シーズン記録は2008年にエンゼルスのフランシスコ・ロドリゲス投手が記録した62セーブだ。