中日・京田が今季136安打に到達し2000年以降の新人選手安打数1位に。歴代でも7位タイの快挙
2017/09/13
中日ドラゴンズのドラ2ルーキー・京田陽太内野手は12日に敵地・神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズ戦に1番・遊撃手として先発出場し5打数2安打の活躍を見せた。
そして、この試合で京田は今季136安打に到達。新人安打数が昨季の阪神・高山俊に並びセ・リーグ歴代4位、NPB史上では歴代7位タイ、2000年以降では1位となった。
球団記録は1959年に江藤慎一氏が記録した139安打となっており、中日は今季残り14試合を残しているだけに京田の記録更新はほぼ確実だ。また、巨人の高橋由伸監督が1998年に記録した140安打を超えれば、平成以降の新人選手で最も安打を放ったことになる。
新人安打数歴代1位の佐々木信也氏の180本への到達は難しいが、歴代2位となっている長嶋茂雄氏の153安打を更新する可能性はあるだけに、今後もルーキーの打棒に注目したいところだ。
そんな京田の今季成績は9月13日現在、127試合出場で打率.270(503-136)、4本塁打、33打点、21盗塁、出塁率.304、OPS.668となっている。打撃だけでなく遊撃守備にも定評があり、走攻守でチームに大きく貢献している。
8月は打率.225と不調に陥ってしまったが、9月は再び打率.275と復調気味だ。ルーキーながら今やチームに欠かせない存在となっており、新人王争いでもDeNA・濱口遥大と一騎打ちの様相を呈してきている。
1年目ながら遊撃手のポジションを勝ち取った京田。シーズンも佳境に入り新人王の座も視野に入ってきたが、今後もどのようなプレーでファンを沸かせてくれるだろうか。