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西武・菊池と楽天・岸の元同僚対決は菊池に軍配!8回11K1失点で15勝目マーク

2017/09/14

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〇西武2-1楽天●(14日・Koboパーク宮城)
 
 西武が息の詰まる投手戦を制し、3連勝で3位・楽天とのゲーム差を3.5に広げた。
 
 この試合の先発は西武・菊池、楽天・岸。西武で2010年から7年間同僚だった2人は、プロ入り後初となる投げ合いとなり、両者一歩も引かない好投を見せた。
 
 1回表、西武は先頭の秋山が左前打、源田がバント安打で出塁し無死1・2塁のチャンスを作ると、森が右前適時打を放ち1点を先制。いずれも初球を仕留め、わずか3球での先制劇となった。
 
 しかし、その直後の1回裏に楽天は一死から2番起用の銀次が山川の悪送球で出塁すると、プロ初となる3番起用となった中川が適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
 
 その後、両者共に一歩も譲らない展開となったが、6回に試合が動いた。
 
 6回、西武は一死から森が四球で出塁。その後、山川の三振時に森が盗塁を決め二死2塁のチャンスを作ると、浅村が中前に適時打を放ち1点を勝ち越した。
 
 リードを貰った菊池はその後も快調に飛ばし、8回を121球で4安打・11奪三振・2四球・1失点という好投を見せマウンドを降りた。一方の岸も8回を126球で6安打・3奪三振・3四死球・2失点と粘投を見せ、9回は福山が四球からピンチを招いたが無失点に抑え、打線の援護を待った。
 
 そして、9回裏は1点リードの場面で西武守護神・増田が登板。増田は一死からウィーラーに二塁打を浴び、一打同点の大ピンチを招いたが、アマダーを遊ゴロ、島内を一ゴロに打ち取り、なんとか試合を締めた。先発した菊池はパ・リーグ最多タイとなる15勝目、増田は27セーブ目をマークした。
 
 敗れた楽天は好投を見せていた岸を援護できず、3連敗で2位・西武とのゲーム差が広がってしまった。



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