【ソフトバンク優勝会見】工藤監督、2年ぶりVは「悔しい思い積み重なった結果」
2017/09/17
意志の強さ、心の強さでた優勝
――今季は「強い強い」といわれたホークス。優勝が迫って厳しい試合を勝ちぬいた。
8月厳しい試合が続いたが、8月だけではなくて4月から。もっと言えば昨年の負けた時から、本当に選手たちが悔しい思いをしたくないということが積み重なって今日の優勝につながったと思う。
何よりも選手が頑張り、選手が負けたくないという気持ちが強かったというのを日々強く感じながら、この8月9月はやれたと思う。
投手も先発ピッチャーもリリーフも、打つ人たちも1打席目打てなくても2打席目なんとかしよう、その次打てなくてもまたなんとかしようと、最後まであきらめない姿勢が8月の中旬ごろまではそんなにひらいてないなかったものも、この1か月でここまで広げて優勝できたっていうのは彼らの意志の強さ、心の強さが表に出たんじゃないか。
それが結果としてもしっかり出たと思う。彼らの成長見てるだけで、グラウンドではあんまり笑わないけど、部屋の中でにやにやしてた。
――シーズン序盤から故障者が出て厳しい戦いを強いられたが、投手・野手ともに歯車がかみ合った。選手の評価は?
本当に頼もしく映った。(会見にいる)東浜君もこの1年で驚くほど成長しましたし、柳田君も途中から4番としてすごく重責のかかるところに置かれても、自分のバッティングを貫いてくれた。非常におのおのの選手たちの成長は、みなさんも見て取れるぐらい成長してくれた。
若いピッチャーも戦列を離れるピッチャーがいたとしてもそこにしっかり入ってくれた。上林君や甲斐君もしっかりとチームの中に入って、主力としてやってくれたのも大きかった。チームは総合力で戦うものだと思う。
その中でどれだけ勝ちにこだわり、負けたくない、負けたら悔しいという気持ちをもって戦うのが何よりも大事なのかなと思う。そういう気持ちが6球団の中で一番強かったのが今年のホークスじゃないかな。その表れが優勝という形で実を結んだと思う。
――一つ夢がかなった。CS、日本シリーズを見据えて。
目標は日本一になること。また明日から考えたい。きょうはとにかくみんなでやるビールかけを楽しんで、終わったら明日に備えたい。