圧倒的強さでリーグVを飾ったソフトバンク。特に貢献度が高かった5人【編集部フォーカス】
2017/09/19
歴代最強クラスの絶対的守護神
デニス・サファテ
今季成績(9月18日現在)
63試合 63回 2勝2敗3ホールド51セーブ 99奪三振 10四球 防御率1.14 Whip0.70
今年のソフトバンクといえば何と言ってもこの人。今季は開幕から森唯斗・岩嵜翔、シーズン途中から嘉弥真新也とリバン・モイネロも加えて勝ち継投を担い、守護神として試合を締め続け前人未踏の50セーブも達成した。また、既に今季のセーブ王のタイトルを確定させている。
球界屈指の直球、カーブやスプリットなどの変化球を駆使した投球術を持ち味としており、奪三振率は14.14と驚異的な数値を記録している。そのため、9回にサファテが登板した際には相手ファンのスタンドから悲鳴が沸き起こるほどだ。
8月9日のロッテ戦から9月14日のオリックス戦までは17試合連続セーブ成功を記録。16日の西武戦ではセーブ機会ではなかったが、胴上げ投手という選択肢を取り登板。記録は途切れることとなったが、サファテの「フォア・ザ・チーム」の精神が大きく見えたシーンであった。
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