圧倒的強さでリーグVを飾ったソフトバンク。特に貢献度が高かった5人【編集部フォーカス】
2017/09/19
更なる飛躍を遂げた正遊撃手
今宮健太
今季成績(9月18日現在)
130試合 打率.269(484-130) 13本塁打 60打点 12盗塁 出塁率.319 OPS.744
今季はさらなる打撃力向上を果たした今宮。2番打者としてほぼミスなく犠打を成功させるだけでなく、しっかりと要所でつなぎの打撃を見せて強力な中軸にチャンスで打席を回した。また、得点圏打率も9月18日時点で3割台と下位打線が作ったチャンスもしっかりと活かした。
今まで2割5分近くを記録していた打率も今季は2割7分近くまで向上。また、自己最多の13本塁打を放ちパンチ力も向上。打点もキャリアハイ更新中の60打点を記録しており、12盗塁も自己最多となっている。
守備面でも昨季の11失策から今季は6失策に減らすなど、元々定評のあった能力をさらに向上させた。走攻守で更なる飛躍を遂げ、遊撃手という負担の大きいポジションながら長期離脱もなくチームに帯同し、今季の優勝に大きく貢献した1人であることは間違いない。
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