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圧倒的強さでリーグVを飾ったソフトバンク。特に貢献度が高かった5人【編集部フォーカス】

2017/09/19

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今季大ブレークの育成出身右腕

 

石川柊太
今季成績(9月18日現在)
31試合(11先発) 8勝3敗1ホールド 95奪三振 44四球 防御率3.23 Whip1.18
 
 3年目の昨季に育成契約から這い上がってきて、4年目で頭角を現した石川。シーズン開幕前にスアレスがWBC右肘靭帯を損傷し今季絶望となり、中継ぎ陣への負担増加が懸念されている中で台頭し結果を残した。
 
 和田・武田・千賀など先発陣が相次いで故障離脱した際には、先発にも転向。5月31日の中日戦でプロ初先発を果たすと、6回2失点の好投でプロ初勝利をマークした。その後、8月31日まで先発ローテの一員として活躍を続け、和田毅や武田翔太の復帰を受けて再び中継ぎに転向となった。
 
 中継ぎ再転向後の登板機会はあまり多くはないが、イニング跨ぎも可能なタフさを見せている。やや与四球が多く、まだまだ粗削りな面が残っているが、威力ある直球やパワーカーブなど変化球の鋭さは魅力的。来季以降に更に飛躍を遂げる可能性も高いだろう。
 
 直近2試合で7失点を喫したことで防御率こそ悪化してしまったが、石川の存在がなければ投手陣崩壊の可能性も大きかっただけに、今季のリーグ制覇において石川の果たした役割は非常に大きかったものと言えよう。

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