西武、大激戦を金子侑のサヨナラ打で制す 7点差を追いつき2夜連続のサヨナラ
2017/09/18
○西武 14-13 ソフトバンク●(18日、メットライフ)
西武が7点差をひっくり返し、シーソーゲームを制す大逆転劇を見せた。初回に森の適時三塁打などで、和田から4点を先制した西武だったが、先発のウルフがピリッとせず。2回に柳田に31号ソロを放たれると、3回にも3点を失い同点。3回途中でノックアウトとなる。
さらに4回に、ソフトバンクはガルセスと藤原から打者一巡一挙7点を奪い、試合の流れを一気に掴んだかのように見えた。
しかし、ここから西武の反撃が始まる。4回裏に1点を返すと、6回には炭谷の適時打、秋山の24号2ランで3点を返すと、勢いそのままソフトバンクのリリーフ陣をとらえ、7回に2得点、8回には森のフェンス直撃の三塁打で一気に逆転に成功する。
このまま大逆転劇なるかと思いきや、9回には抑えの増田がデスパイネに被弾。同点となり延長戦に突入すると、10回表に川島の左翼線方向へふらっと上がった当たりが、源田と金子侑のお見合いもあり、二塁打となる。ソフトバンクは犠打で進塁させてから今宮の三塁線を破る適時二塁打で勝ち越しに成功する。
しかし、絶好調の炎獅子ユニフォームに身を包んだ西武打線はこれでは終わらない。10回裏に先頭の源田が二塁打で出塁、その後1死一三塁とすると、今日大活躍の森が5打点目となる同点適時打、さらに続く金子侑の左翼線へのライナーがフェアとなり、西武が激戦を14-13でサヨナラ勝ちとした。