巨人が今オフ抱える懸念、超優良助っ人がメジャー復帰か。マイコラス、マシソンとの残留交渉の行方は?
読売ジャイアンツは、クライマックスシリーズ進出をかけてし烈な順位争いを繰り広げている。シーズン終盤の踏ん張りどころだが、そのほかの懸念事項も抱えている。今オフの助っ人投手2選手の残留交渉だ。
2017/09/19
残留交渉には少なくとも10億円以上
こうなると巨人は大慌てだろう。両助っ人右腕が来季からそろって離脱する事態になれば今オフ、2人の代役探しに奔走しなければならなくなる。だが超優良助っ人コンビの代わりは普通に考えても、そう簡単に見つからない。
昨オフもFA 市場で3選手を獲得したもののお世辞にも成功したとは言い難い状況であったことを顧みれば仮に今オフ、他球団から代役候補となりそうな人材がストーブリーグであふれ出てきたとしても獲得にはどうしても慎重にならざるを得ないはずだ。
いずれも推定だが、両助っ人右腕の今季年俸はマイコラスが2億4000万円、マシソンは2億7500万円だ。
球界内でも「マイコラスとマシソンの残留交渉には少なくとも10億円以上のカネがかかる。両投手の代理人も今オフ、相当強気で出てきそうな気配だけに2年連続で優勝を逃して“厳冬更改”が基本線の巨人としてはかなり頭の痛い問題となる」ともっぱら。
いずれにしても巨人は今季の戦いが終了した後、グラウンド外において来季の命運を握る攻防戦にプレーボールがかけられることになる。