中日3連勝!小笠原が9回151球2失点の熱投でプロ初完投、松井佑が2発6打点の大活躍
2017/09/19
〇中日10-2巨人●(19日・ナゴヤドーム)
投打のかみ合った中日が3連勝を飾った。また、先発の小笠原はプロ初となる完投勝利をマークした。
この試合の先発は中日・小笠原と巨人・吉川光。速球が持ち味の左腕対決となったが、中日が一方的に試合の流れを掴む展開となった。
3回、中日は二死から近藤が中前打を放ち出塁すると、続く松井佑がフルカウントから7球目を左翼スタンドに運び、2点を先制。この本塁打は松井にとって本拠地・ナゴヤドームで自身初となる一発だった。
そして、4回には吉川光の制球難につけ込みビッグイニングを作った。
4回、中日は福田の安打・阿部の四球でチャンスを作ると、高橋の適時二塁打で1点を追加。その後も武山・小笠原・京田が3者連続で四球を選び吉川光をKO。その後、2番手の田原から松井佑が2打席連発となる満塁弾を放ち9点目、続くゲレーロも左中間スタンドへソロ本塁打を放ち、この回一挙8得点。中日はリードを10点に広げ、小笠原に大量の援護点をプレゼントした。
3回・4回に自身初となる2打席連続弾を放った松井佑は5打数3安打(2本塁打)6打点と大活躍を見せた。
先発の小笠原は序盤から快調に飛ばし、9回を151球で7安打・6奪三振・4四球・2失点と力投を見せ、嬉しいプロ初完投をマークし今季5勝目を手にした。
敗れた巨人は先発の吉川光が乱調で3回0/3を7失点と振るわず、2番手・田原も2被弾で3失点と精彩を欠き2人で10失点と試合を壊してしまった。打線も小笠原の前に反撃を見せられず、再び4位後退となった。