セ・リーグのシーズン最多二塁打記録に王手をかけている巨人・マギー。1シーズンで最も二塁打を放った打者は?
2017/09/20
読売ジャイアンツのケーシー・マギー内野手が、2006年に中日・福留孝介(現阪神)が記録した47二塁打に残り「1」と、セ・リーグのシーズン最多二塁打記録に王手をかけている。
4年ぶりに日本球界に復帰したマギーは、巨人のチーム事情に柔軟に対応しつつ、攻守で結果を残し続けている。今季のマギーはシーズン開幕から前半戦終了までは主に三塁手として出場していたが、後半戦は二塁手として出場。また、打順も5番から2番へと変わったが、調子を落とすことなく活躍を続け、攻守で存在感を放っている。
マギーの今季成績は129試合出場で打率.318(487-155) 16本塁打 73打点 46二塁打 出塁率.381 OPS.897。4年ぶりの日本球界復帰ながらもブランクを感じさせない好成績をマークしている。また、現在では首位打者だけでなく、11年ぶりとなるセ・リーグのシーズン最多二塁打記録更新への期待も高まっている。
両リーグを合わせた歴代最多は2001年のオリックス・谷佳知が記録した52二塁打で、マギーは残り6本まで迫っている。巨人はあと10試合を残しているが、マギーはどこまで記録を伸ばし、球界を代表する中距離打者たちの間にその名を刻むことができるだろうか。
以下、二塁打のシーズン記録のランキングとなる。
二塁打のシーズン記録(☆は現役選手)
1位 谷 佳知(2001年・オリックス) 52二塁打
2位 福浦和也(2003年・ロッテ) 50二塁打 ☆
3位 クラーク(1998年・近鉄) 48二塁打
4位 山内和弘(1956年・毎日) 47二塁打 (1962年シーズン途中に一弘へ改名)
4位 福留孝介(2006年・中日) 47二塁打 ☆
6位 松井稼頭央(2002年・西武) 46二塁打 ☆
6位 マギー (2017年・巨人) 46二塁打 ☆
8位 大沢 清(1950年・大洋) 45二塁打
8位 松原 誠(1978年・大洋) 45二塁打
8位 森野将彦(2010年・中日) 45二塁打 ☆