【MLB】大谷に合うチームはどこだ? 公式サイトが10球団を紹介
2017/09/22
全米から注目を集めている北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手。21日には今季4度目の先発登板を果たし、6回1失点で2勝目を挙げた。ポスティングシステムを利用して今オフにMLBに挑戦なら、熾烈な争奪戦が予想されている中、21日(日本時間22日)にMLB公式サイトが「大谷にピッタリな10のチーム」という特集記事を組んだ。
記事では、大谷が、今オフにFAとなるダルビッシュ有投手と一緒にプレーしたいかもと仮定しながら、「23歳の日本のベーブ・ルースと31歳のダルビッシュ有の両方と契約するチームを想像してみよう」として、大谷とダルビッシュを二枚取りできる可能性がある球団も同時に探っている。
最初に挙げられた球団はカブスだ。若手が多く、アリエッタとラッキーがFAになると、ダルビッシュと契約する給料にも余裕が出てくる。大谷に使える金は少ないが、マドン監督なら大谷をうまく使えるだろうとも高評価だ。
続いてヤンキース。セベリーノと投げ、ジャッジとサンチェスと打つことでラインナップにバランスが生まれるとして、さらにア・リーグなら指名打者と外野を行き来できると述べられている。また、田中が契約をオプトアウトすればダルビッシュと契約できると仮定している。
3番目に挙げられているのはレンジャーズ。大谷にはエースと中軸が任せられ、ダルビッシュも約6年間在籍したことでサポートも充実。しかし、左打者が多いということが問題になるかもと記事では指摘している。
続いて、マリナーズ、ドジャースと続き、パドレスが挙げられている。パドレスには大谷と深い繋がりのあるコンディショニングコーチを雇っていることからも、「サンディエゴが最も大谷を獲得するために努力している」と綴られている。
そして、レッドソックス、ジャイアンツ、アストロズ、そしてカナダに本拠地を置いているという武器を持っているブルージェイズがリストアップされている。
前日にはメジャー17球団のスカウトの前で投球を披露した大谷。連日、どこかのメディアが大谷について特集するなど、シーズンも佳境を迎えた中、大谷への注目度はますます上がっている。本人の口から来季について直接語られたわけではないが、メジャー移籍が濃厚との報道の中で、米球界は盛り上がりを見せている。