オリックス伊藤光、松葉が対峙した欧州代表 侍ジャパン3度目の挑戦は3回5失点【どら増田のオリ熱コラム #15】
「ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の第2戦が11日、東京ドームで行われ、侍ジャパンが欧州代表に2-6で敗れた。侍ジャパン先発の松葉は3回5失点だった。
2015/03/11
オリックスからは3選手が代表選出
10日に大阪市内で行われた「オリックス・バファローズ激励会」の会場に今季から選手会長を務めている伊藤光の姿はなかった。伊藤、松葉、マエストリの3選手が代表に選出されていたからだ。
侍ジャパンの小久保裕紀監督にとって、伊藤は自身の引退試合(2012年)で西勇輝がノーヒット・ノーランを達成された時のキャッチャーなだけに、忘れることができない選手なのは間違いないだろう。若い伊藤に対する期待は大きいはずだ。
その証拠に小久保ジャパンになってから、伊藤は3回連続で代表選出されている。楽天の嶋基宏がキャプテンを務めているため、2番手キャッチャーのボジションだが、2013年に台湾で開催された「BASEBALL CHALLENGE 2013」では先発マスクをかぶり、広島入りが決まっていた当時大学生だった大瀬良大地を巧みにリードし、ピンチをしのぎ全勝優勝に貢献している。
「代表戦は短期決戦。投手には投球制限もある。そんな状況で、いち早くその投手の調子を計り、その試合で最も有効なボールを探り出すこと、それが代表のキャッチャーに求められるものであることを知りました」
と台湾遠征後のインタビューでこたえている。
その伊藤だが、日米野球までの侍ジャパンでの成績は5試合に出場し6打数3安 打1打点と、国際舞台でも勝負強さを発揮していた。そして11日、日欧野球の第2戦に同僚の松葉と小久保ジャパン皆勤コンビで先発。欧州代表にバファローズバッテリーが挑んだ。