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西武、2位死守の正念場。“天敵”オリックスとの2連戦を踏ん張れるか【9月23・24日パ展望】

2017/09/23

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2位 西武 ― 4位 オリックス メットライフ 9勝14敗
 オリックスの先発は山岡泰輔、松葉貴大だろう。
 
 西武にとって山岡は4戦して完封を含む3敗をしている天敵だ。タテに落ちるスライダーと制球のいいストレート、カーブを織り交ぜてくるピッチングに打線が対応できていない。
 
 山岡と同学年でU-18 高校日本代表でもバッテリーを組んだ森友哉が意地を見せられるか。5年目の松葉に関しては、こちらも同学年の浅村栄斗に期待したい。救援陣はややオリックスに分があるだけに、序盤から総攻撃を仕掛けていきたいところだ。
 
 西武の先発は1戦目が野上亮磨、2戦目は高橋光成になりそうだ。
 
 野上は前回登板のソフトバンク戦で悔しい想いをしたばかり。今季のオリックス戦は2戦2勝で防御率は1点台と相性はいい。10勝まであと一つ。ここでしっかり勝ちきりたい。
 
 2戦目の高橋光は5月17日以来の復帰登板となる。肩の故障を抱えていたが、食を変え、身体を変え、フォームを固めて調整してきた。終盤戦でCSへ向けた救世主になれるか。
 
 一方のオリックスは打線が絶好調だ。前節の楽天戦は2連勝。2試合で15得点を奪う充実ぶりだ。調子のいい藤平尚真、岸孝之を打ち崩しての得点は大いに自信をつかんだはずだ。両外国人にT‐岡田、吉田正尚と迫力のある打線で2位・西武をイジメたい。



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