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ロッテ・井口は引退試合で有終の美飾る 9回土壇場2ランなど5打数2安打2打点

2017/09/24

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 千葉ロッテマリーンズの井口資仁内野手(42)は、24日に本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われている北海道日本ハムファイターズ戦に6番・DHとして先発出場。この試合は井口の引退試合となっており、ロッテの選手はサプライズで全員が背番号「6」のユニフォームを着用し試合に臨んだ。
 
 井口は2回に第1打席を迎えると、直球を弾き返し左前安打で出塁した。4回の第2打席では二ゴロ、第3打席は空振り三振に倒れた。日本ハムの先発・高梨も、得意の直球で勝負した。
 
 そして、第4打席は2点ビハインドの9回無死と一発が出れば同点の場面で迎えると、勝負強さの際立つ大ベテランは増井の直球をバックスクリーン右に弾き返し、土壇場でチームを同点に導いた。第5打席は右飛に倒れたが、いずれの打席もベテランは晴れやかな顔をしていた。
 
 その後、チームは延長12回裏にキャプテンの鈴木大地がサヨナラ適時打を放ち勝利を飾った。自らの2ランで同点に持ち込み、延長戦を制すという鮮やかな展開でチームメイトも記念すべき日に花を添えた。
 
 プロ初本塁打が満塁本塁打、プロ最終本塁打がチームの窮地を救う2ラン、そして数々の大活躍を残してきた井口。試合後には多くのファンに惜しまれながら、引退式が執り行われ、多くの野球ファンやチームメイトに別れを告げた。



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