日本ハムが9回二死から横尾の同点弾、延長11回に大田のV弾で逆転勝利!先発・斎藤佑の好投報われる
2017/09/27
〇日本ハム3-2オリックス●(27日・京セラドーム大阪)
9回二死の土壇場で横尾に一発が飛び出し、同点に追いついた日本ハムが延長戦で大田の一発で勝ち越し白星を飾った。
オリックス・金子千尋、日本ハム・斎藤佑樹の先発で始まった試合は、投手戦の様相を呈した。
斉藤は4回に中島の右犠飛、6回にロメロにソロ弾を浴び2点を失ったが、6回を90球で5安打・4奪三振・2四球・2失点と試合を作り降板となった。
一方の金子千尋は、5回に西川の適時打で1点を失ったものの、他のイニングではピンチを凌ぎ7回を112球で7安打・10奪三振・無四球・1失点という内容で勝利投手の権利を得て降板。
その後、1点をリードしていたオリックスは、8回を近藤大が無失点に抑え、あとは9回を平野が抑えるのみとなっていた。
しかし、9回表二死走者なしという場面で、日本ハムの2年目大砲候補・横尾が1ボール2ストライクから平野の直球を流し打ちで右翼スタンドに運び、日本ハムは土壇場で同点に追いついた。
その後、9回裏をマーティンが無失点に抑え試合は延長戦に突入。延長10回、日本ハムは一打勝ち越しのチャンスを逃し無得点、オリックスも増井の前に3者凡退で無得点となり試合は延長11回へ。
すると、11回表にオリックス5番手・比嘉から大田が値千金の12号ソロ本塁打を放ち1点を勝ち越し。その後も黒羽根・石井一が連打を放ちチャンスを作ったが、渡邉は三振に倒れ追加点とはならなかった。
そして、延長11回裏は宮西と鍵谷が三者凡退で締めて試合終了。5番手の増井が今季5勝目、7番手の鍵谷は今季初セーブを手にした。先発の斎藤佑も黒星が消え、好投が報われる結果となった。
敗れたオリックスは守護神・平野が痛恨の一発を浴び、最後は比嘉が力尽き4連敗となった。また、打線も11イニングで5安打と振るわなかった。