ソフトB、5安打8得点と西武投手陣の乱調につけ込み61年ぶり92勝!サファテは53セーブ目
2017/09/28
〇ソフトバンク8-5西武●(28日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが西武投手陣の乱調を見逃さず得点を奪い、連敗を2で止めた。また、NPBでは61年ぶりとなるシーズン92勝をマークした。
この試合の先発はソフトバンク・武田と西武・岡本。CSに向けて好投を見せたい2人だったが、両軍打撃陣が序盤から得点を重ねる試合となった。
初回、武田は一死から源田に安打を浴びると、山川に左翼手・中村晃が一歩も動けない特大弾を浴び、2点を失う立ち上がり。
2点を追いかける試合展開となったソフトバンクだったが、2回にデスパイネの35号ソロ弾で1点を返し反撃の口火を切る。
そして、3回には二死満塁のチャンスで、デスパイネが放った打球を遊撃手・源田が後逸。その間にソフトバンクは2点を追加し逆転に成功した。
5回には、2番手・野田から中村晃が四球、3番手・平井からデスパイネが四球・松田が安打を放ち満塁のチャンスを作ると、平井の暴投、高谷の3ランで4点を追加。この回は2安打で4得点と、西武投手陣の制球難にしっかりと付け込み効率良く得点を奪った。
ソフトバンクは7回にも四球からチャンスを作り8点目を追加して西武を突き放した。この日、ソフトバンクは5安打で8得点と、西武投手陣の乱調を活かしきった攻撃を見せた。
先発の武田は、初回以降は持ち直して6回までは無失点に抑えたが、7回に無死1・3塁のピンチを招き降板となった。その後は嘉弥真・寺原が登板するも、7回は計3失点。2点差まで詰め寄られたが、8回は登録抹消された岩嵜に代わって森が無失点に抑え、9回は守護神・サファテが圧巻の投球で三者凡退を奪い試合を締めた。
先発の武田は7回途中4失点ながら今季6勝目、サファテは自身の持つシーズン最多セーブ記録を更新する53セーブ目をマークした。
敗れた西武は、投手陣が計9四球と乱調で失点を重ねてしまった。