打率4割男、日本ハム・近藤が椎間板ヘルニアから復帰。昇格後即2安打で元気な姿を披露
2017/09/29
北海道日本ハムファイターズの近藤健介捕手(24)は、28日に本拠地・札幌ドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦に3番・DHとして約3ヶ月ぶりに先発復帰し、4打数2安打といきなり結果を残した。
また、開幕2戦目から50試合連続で打率4割台という球団記録も更新。今季も残りわずかというところで、頼れるヒットメーカーが戻ってきて元気な姿を見せてくれた。
今季の近藤は開幕から打撃絶好調で、開幕2戦目から打率4割を維持し続けていたが、6月に腰部椎間板ヘルニアの影響で故障離脱。その後、徳島県内の病院で手術を受けてからはリハビリに励み、2軍で実戦感覚を取り戻して1軍復帰を果たした。
しかし、今季の日本ハムは近藤の好調と裏腹に5位に低迷。CS出場も消滅するなど苦しい状況となっているが、一方で松本剛・大田泰示・横尾俊建・石井一成・清水優心・渡邊諒・太田賢吾など、多くの若手野手が1軍で経験を積み、来季飛躍へのきっかけを掴もうとしている。
2015年にはリーグ3位となる打率.326を記録するなど、24歳ながらチームでは実績・経験がある方に分類される近藤。今季は打撃絶好調というところで故障に泣き、不完全燃焼に終わってしまったが、来季は1年間ケガなく打線の中軸に座り、経験の浅い若手選手らと共に打線をけん引したいところだ。