【MLB】井口、古巣シカゴで始球式に登場 「目標はメジャーでユニフォームを着たい」
2017/09/29
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今季限りでプロ野球を現役引退する千葉ロッテマリーンズの井口資仁内野手が28日(日本時間29日)に、古巣シカゴ・ホワイトソックスの本拠地ギャランティード・レート・フィールドに登場し、引退セレモニーと始球式を行った。
井口はMLBに挑戦した05年シーズンから07年シーズン途中までホワイトソックスに在籍。05年には二塁のレギュラーとしてチームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
この日は、当時のギーエン監督らからのメッセージが流されると、井口は当時の背番号「15」に身を包み、始球式を行った。
また、試合前には報道陣に対し、「最終的な目標としてこっちでユニフォームを着たいので、それまでに色々と勉強していきたい」と将来的な夢を明かし、ホワイトソックスに戻りたいと語った。また、思い出深い出来事として2005年の世界一を挙げた。
この日は球団の公式ツイッターも井口の登場を大々的に宣伝。井口の代表的なプレーである2006年4月のブルージェイズ戦での倒れこみながらの二ゴロも改めて紹介した。
また、井口を写真付きで紹介したツイートには、「伝説」、「05年と同じように見える」、「この選手を誇りに思う・・・」、「アリガトウ!」など様々なコメントがつき、退団から約10年が経過した今でもホワイトソックスの一員としてファンから愛されている様子を知ることができる。
今後のキャリアは次期ロッテ監督という噂もあるが、将来的には日本人初のMLB監督となることができるのだろうか。引退後も井口から目が離せない。