DeNA・ウィーランドが球団外国人投手初の10勝目!乱打戦制しCS出場&今季3位確定
2017/10/01
〇DeNA13-7広島●(1日・横浜スタジアム)
DeNAが乱打戦を制し、先発のウィーランドは球団史上初となる外国人投手2桁勝利をマークした。また、4位の巨人が阪神に敗れたため、今季の3位とCS出場が確定した。
この試合の先発はDeNA・ウィーランド、広島・岡田。前回登板で来日初となる完封勝利をマークした助っ人右腕と休養十分な2年目右腕の対決は、まさかの乱打戦となった。
初回、DeNAは一死から梶谷が四球で出塁すると、ロペス・筒香が2者連続弾を放つ。その後も宮崎・戸柱の安打でチャンスを作ると、先発のウィーランドが適時打を放ち、この回4点を奪った。
しかし、ウィーランドは2回に岩本の適時二塁打と倉本の失策で2点を失うと、3回には會澤に3ランを浴び、逆転を許してしまう。
まさかの展開となったDeNAだったが、逆転を許した直後に助っ人右腕が自らのバットで再びリードを奪った。3回裏、DeNAは無死から筒香・宮崎の連打でチャンスを作ると、二死からウィーランドが左翼スタンドへ今季第3号となる3ランを放ち、逆転に成功した。
2点の援護を貰ったウィーランドだったが、5回に田中に2ランを浴び再び同点に。しかし、その直後には筒香のソロ本塁打、倉本の適時二塁打で2点を奪い、リードを再び2点に広げた。また、この回にはウィーランドにこの日3本目となる安打が飛び出し、来日初となる猛打賞を達成した。
勝利投手の権利を得たウィーランドはこの回で降板となった。5回を114球で10安打・5奪三振・4四球・7失点と今季最悪の内容となったが、代わりに打撃では3打数3安打4打点と大活躍を見せた。
その後も打線は小刻みに得点を重ね、投げては6回を砂田、7回を井納、8回をパットン、9回を山崎康が無失点でつなぎ、リードを守り切った。
敗れた広島は投手陣が崩壊し、打線も6回以降は沈黙してしまった。