DeNAの2年目右腕・綾部がプロ初先発で初勝利!高卒ルーキー・細川のプロ初スイングは決勝弾に
2017/10/03
〇DeNA3-1中日●(3日・横浜スタジアム)
若手の活躍が光ったDeNAが中日を下し、1軍初登板となった先発の綾部はプロ初勝利を手にした。
初回、DeNAは先頭の桑原の安打・柴田の四球などでチャンスを作ると、プロ初となる1軍昇格を果たし、5番でスタメン起用となった高卒ドラ5ルーキー・細川がプロ初打席で3ランを放ち、3点を先制。
その後、打線は笠原の前に無安打に終わったが、プロ初先発の綾部を筆頭に好投を見せた。
先発の2年目右腕・綾部は、プロ初となる先発マウンドで堂々たる投球を披露。初回は三者凡退で切り抜けたが、2回以降は毎回走者を背負うピッチングに。しかし、綾部は要所をしっかりと締めて5回を83球・4安打・5奪三振・2四球・無失点と好投し、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。
その後は、3年目右腕の飯塚が2番手として登板。飯塚は松井雅にソロ本塁打を浴び2回1失点という内容で降板。そして、8回は田中健・須田のリレーで無失点、9回は守護神・山崎康ではなくエスコバーが登板し試合を締めた。
綾部はプロ初勝利、エスコバーは来日初セーブをマークした。
中日先発・笠原は、2回以降はノーヒットピッチングと傷口を広げない快投を見せたが、初回の一発に泣いた。8回を122球で3安打・8奪三振・5四死球・3失点という内容でプロ初完投をマークしたが、打線の援護に恵まれなかった。