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【MLB】カージナルスがオリックス守護神・平野の獲得に興味示すと地元紙報じる

2017/10/05

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 セントルイス・カージナルスがオリックス・バファローズの平野佳寿投手(33)の獲得に興味を示しているようだ。4日(日本時間5日)付で地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」が報じている。
 
 記事によると、今季のカージナルスは投手陣の不調を受け、投手コーチやブルペンコーチとの契約も打ち切り、主に補強を通じて投手陣の改革を模索中のようだ。
 
 守護神問題でも、今季は呉昇桓が不調で守護神の座を剥奪され、代わりにクローザーとなった前守護神のローゼンタールもシーズン途中に肘を負傷してトミー・ジョン手術を受けることとなり来季も絶望の見通しとなっている。
 
 そのため、守護神候補として今季でFAとなる投手を獲得する方針であり、平野はその一環でカージナルスの獲得候補リストに名前が上がることとなった。また、守護神に限らずリリーフ投手も補強し、ブルペン陣の底上げも狙っているようだ。
 
 同記事によると、平野は2015年オフに阪神からカージナルス入りした呉昇桓のように年棒や契約金の制限やポスティング等による手数料のかからないFAであり、国内外を問わずどの球団とも契約が可能で、呉のようにNPBで好成績をマークした実績があるところが魅了的なようだ。
 
 また、平野の他にもカブスのウェイド・デービス、ロッキーズのグレッグ・ホランドなど他球団の守護神も獲得候補に上がっている。
 
 かつては斎藤隆・黒田博樹・上原浩治などが30代中盤にメジャー挑戦を果たし、成功を収めた。平野も今年の3月に行われたWBCでは日本代表に選出され、リリーフとして好投を見せていた。
 
 11年間、オリックスで活躍を続けてきた平野。今季は57試合に登板し3勝7敗29セーブ、防御率2.56という成績を残しているが、来季はどのチームでプレーすることになるだろうか。今後の展開から目が離せない。



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