亀澤恭平がチームにアツさを注入! ドラゴンズ二遊間のレギュラー争いに参戦
中日ドラゴンズの二遊間は荒木雅博と井端弘和だった。しかし井端はチームを去り、荒木もベテランの域に入った。この二つのポジションに早く核となる選手が登場することが待ち望まれている。
2015/03/14
ドラゴンズの課題の一つ、センターライン
中日ドラゴンズの二遊間といえば、誰が何と言ってもアライバだった。
荒木雅博と井端弘和。
攻めれば俊足巧打の1、2番コンビとして敵をかく乱。
守っては鉄壁の守備で相手のヒットを何十本、何百本もアウトにしてきた。
あの野村克也でさえアライバには絶賛を惜しまず、その偉業は歌として讃えられたほどだ。二遊間が破れないよ~♪
落合博満監督時代のドラゴンズ黄金期は、アライバが支えていたと過言ではない。
しかし、時は移り変わる。
現在、ドラゴンズの課題はいろいろあるが、中でもポイントとされているのがセンターライン、特に二遊間である。
現時点でのドラゴンズの二遊間候補をおさらいしてみよう。
荒木雅博 主に二塁
アンダーソン・エルナンデス 主に遊撃
堂上直倫 二塁、遊撃どちらもOK
谷哲也 主に二塁
三ツ俣大樹 主に遊撃
亀澤恭平 主に二塁
石川駿 主に二塁
遠藤一星 主に遊撃
このほかに現在二軍で二遊間を守る溝脇隼人と藤澤拓斗がいる。
森野将彦、福田永将、高橋周平も二遊間を守った経験があるが、可能性は低いだろう。
こうして見るとそれなりに悪くはない布陣だが「帯に短し、襷に長し」とでもいうのか、誰もレギュラー確定までには至っていないのが正直なところである。
今シーズンのキャンプ中に注目されていたのは、石川・遠藤の新人大型二遊間コンビだ。しかし、実戦に入ると石川は打力を発揮するには至らず、遠藤は外野へのコンバートまで検討され始めている。
オープン戦に入ると、実績のあるベテラン荒木が起用されることが増えてきたが、全盛期を知るファンとしてはどうしても物足りなさを感じてしまう。
三球団競合スラッガー・堂上直の覚醒も待っているのだが、現在は腰痛で出遅れている模様。
そんな中、現在アピールしているのが、ソフトバンクの育成から新戦力として入団した亀澤である。