西武・源田が56年ぶり、史上4人目となる新人フルイニング出場達成!遊撃手での達成は史上初
2017/10/05
埼玉西武ライオンズのルーキー・源田壮亮内野手(24)は、5日に本拠地・メットライフドームで行われた北海道日本ハムファイターズ戦に2番・遊撃手として先発出場。
この試合は西武にとって今季最終戦。ここまでフルイニング出場を継続していた源田は、この試合も9回までフルで出場し、NPB史上4人目となる新人フルイニング出場を達成した。
過去の達成者は1956年の佐々木信也(高橋ユニオンズ)、1958年の長嶋茂雄(読売ジャイアンツ)、1961年の徳武定之(国鉄スワローズ)の3人のみで、源田は56年ぶりに偉業を達成した。
また、佐々木は二塁手、長嶋と徳武は三塁手としてフルイニング出場を達成しており、遊撃手の源田のフルイニング出場は史上初の快挙となった。また、全試合出場も1997年の小坂誠(ロッテ)以来となっている。
この日の源田は、第1打席で浅めに守っていた右中間を破る適時三塁打を放ち、続く秋山の打席での暴投間に本塁に生還し得点も記録。その後は快音が出なかったが、源田は今季の安打数を155に伸ばした。源田の今季155安打は、新人安打数歴代3位にランクインしている。
なお、試合は先発のウルフが4回途中6失点と試合を作れず、打線も反撃及ばず6-8で敗戦。シーズン最終戦を白星で飾ることはできなかったが、代わりにルーキー遊撃手が偉業を成し遂げて最終戦に花を添えた。