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侍J稲葉監督、11月の初陣で若手の成長に期待。「東京五輪へ経験と自信を植え付ける」

2017/10/12

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 「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16~19日、東京ドーム)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のU-24代表メンバーが12日、発表された。
 
 初陣に臨む稲葉篤紀監督が都内で記者会見し、「東京五輪の金メダル獲得のために、中核となる選手に経験と自信を植え付ける大会。いい準備をして優勝したい」と話した。
 
 今大会の出場選手は、24歳以下もしくは入団3年目未満が対象で、オーバーエイジ(OA)枠が3人。稲葉監督はOA枠の選考に悩んだとし、24歳以下では一塁手と二塁手がいないため、山川穂高内野手(西武)を選出したという。「(チームで今季途中から)4番を打ってましたし、軸を打ってほしいという思いは持ってます」と構想を明かした。
 
 このほかOA枠の甲斐拓也捕手(ソフトバンク)については「優勝にも大きく貢献した。今後を見据えて見ていきたい」、又吉克樹投手(中日)は「中継ぎの軸としてしっかりやってもらいたい」と話した。
 
 メンバー25人中、ルーキーが5人選ばれた。新人王候補の源田壮亮(西武)と京田陽太(中日)の2人の遊撃手も代表入り。「守備力、走力、打力と三拍子そろった選手」と指揮官は2人を高く評価し、「本当は同時に使いたいけど、どういう使い方をしていくか考えていきたい」と話した。
  
 今大会は、若手選手が国際経験を積む貴重な場でもある。「アジアの中で自分のレベルを知ることも大事。個々の選手がどの打順で、どのポジションで生かされるのか考えていきたい」と語った。
  
 この日は、稲葉監督と台湾代表・洪一中監督、韓国代表・宣同烈監督が出席し、共同会見が行われた。



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