中日ドラゴンズ、2015補強診断。ベテラン中心の布陣、新たなドラゴンズの未来予想図が描ける1年になるか
ベースボールチャンネルでは、2015年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?第4回は谷繁元信監督率いる中日ドラゴンズだ。
2015/03/17
ベテラン頼みからの脱却を
落合博満GM、谷繁元信兼任監督を迎え、再起を図った昨年は4位でクライマックスシリーズ出場を逃した。チームは高齢化が進む一方で、後進がなかなか出てこない。40代の多さは随一で49歳山本昌、40歳岩瀬仁紀、6月で40歳になる川上憲伸。野手でも44歳の谷繁に、42歳和田一浩、41歳小笠原道大、30代後半の荒木雅博、森野将彦ら。世代交代が思うように進んでおらず、起用法を含めて抜本的な改革が必要だ。決してベテランを不必要に批難するつもりはないが、彼らに頼らざるを得ない布陣では心許ない。
【2015年シーズン 戦力入れ替え】
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