清宮はプロで活躍できるのか。カギは“逆方向”。高校通算111本、打球方向から見える3年間の着実な進化
プロ野球新人選択会議(ドラフト)が26日に行われる。各球団の指名に注目が集まる中、最大の目玉は高校通算本塁打記録を持つ清宮幸太郎内野手(早実)だ。全111本塁打の方向データから彼の高校3年間での進化を読み解く。
2017/10/19
SPAIA
12球団の一塁手の顔ぶれは?
とはいえ、清宮のポジションとなるであろう一塁手は各球団とも助っ人外国人選手など強打者を据えるため、定位置を獲得するためのハードルは高い。
では、現在の12球団の一塁手はどのような面々となっているのだろうか。2017年シーズン(10月3日時点)の各球団の一塁手の成績をグラフィックにした。
最高の成績を残したのはDeNAのロペスで.305、30本、105打点だった。また、このグラフィックにはないが、西武の山川は78試合の出場で.298、23本、61打点という成績を残している。
一方で、すでに1位指名を明言している阪神は一塁手のレギュラーが固定できず、ヤクルトのリベロ、ロッテのパラデスは退団の可能性が高い。さらに、日本ハムは中田翔がFA移籍の可能性が報じられている。
もちろん、各球団とも外国人選手のスカウティングを進めているはずだが、一塁の選手層の薄い球団に入団することができれば、1軍デビューの日が近づくかもしれない。
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