近年は稀となった入団拒否。過去にドラフト1位指名も入団を拒んだ選手たちは?
2017/10/30
1位指名の入団拒否は過去に27例
毎年10月に開催されるプロ野球のドラフト会議。毎年多くの高校生・大学生・社会人が指名されるが、ドラフト1位の名誉を得ることができるのは12人のみ。現在では、1位指名のほぼ全員が入団を決めているが、過去にはドラフト1位指名ながら入団を拒否したケースがあった。
もっとも、当時はセ・リーグ人気が高く、パ・リーグの球団には入団したくないと考えている選手が多かった。また、ドラフト会議そのもの、スカウト陣の未成熟、球団による待遇の差が大きかったこともあり、ドラフトで指名されても入団拒否をする選手が多数存在していた。
以下は、ドラフト1位指名を受けながら入団を拒否した選手の一覧だ。
1965年 サンケイ 河本和昭
1967年 南海 藤原 真
1967年 近鉄 三輪田勝利
1970年 ロッテ 樋江井忠臣
1971年 西鉄 吉田好伸
1972年 南海 石川勝正
1973年 巨人 小林秀一
1973年 阪急 江川 卓
1974年 阪神 古賀正明
1974年 クラウン 田村忠義
1975年 阪神 足立義男
1975年 阪急 住友一哉
1976年 南海 武藤一邦
1976年 ロッテ 森 繁和
1976年 日本ハム 黒田真二
1977年 近鉄 金光興二
1977年 クラウン 江川 卓
1978年 広島 木田 勇
1979年 ロッテ 竹本由紀夫
1980年 日本ハム 高山郁夫
1980年 阪急 川村一明
1989年 ダイエー 元木大介
1990年 ロッテ 小池秀郎
1995年 近鉄 福留孝介
1998年 オリックス 新垣 渚
2000年 オリックス 内海哲也
2011年 日本ハム 菅野智之