ソフトB・松坂の退団が正式発表 3年間で1軍登板は2016年の1試合のみ
2017/11/05
福岡ソフトバンクホークスは5日、松坂大輔投手(37)の退団を正式に発表した。
1998年の甲子園では”怪物”と称され、日本を代表するエースとして活躍を続けていた松坂。2007年からは米球界に挑戦し、同年にはチャンピオンリングも掴んだ。そして、2014年から日本球界復帰の道を選び、ソフトバンクに入団も3年間で1軍登板は1試合のみ。
2016年の10月2日に行われた楽天戦の唯一の1軍登板では、松井稼頭央が代打で登場することが明言されるなど話題になったが、松井には初球を死球にしてしまうなど乱調で1回5失点(自責2)と全く結果を残せなかった。
昨季オフにはウィンターリーグに参加するなどして巻き返しを図ったが、1軍登板はゼロ。結局、期待された活躍を見せることはなくチームを去ることになった。
松坂は球団を通して、以下のようにコメントを残している。
「福岡ソフトバンクホークスの関係者の皆様、ホークスファンの皆様、この3年間期待に応えられず申し訳ありませんでした。出来る事なら胸を張ってチームの歓喜の輪の中に入っていたかったです…。最後の瞬間までリハビリに付き添っていただいたスタッフの皆さん、いつも私に真剣に向き合ってくださった工藤監督、コーチ、選手の皆さん、何より温かい声援を送ってくれたファンの皆様の一つ一つの声に私は支えられてきました。いくら言葉にしても足りないくらいの感謝の想いを伝えるのは1軍のマウンドだと思っています。またいつかグラウンドでファンの皆様、チームメイトに再会できる事を信じて前を向き続けていきたいと思います」