巨人・陽岱鋼、元ソフトバンクの兄・陽耀勲と絶縁か。賭博、借金…不信感募る
2017/11/16
Getty Images
読売ジャイアンツの陽岱鋼外野手が15日、フェイスブックの投稿で、兄で元福岡ソフトバンクホークスの陽耀勲投手との決別をほのめかし、母国・台湾で波紋を広げている。
陽岱鋼は15日、フェイスブックに今年3月22日に発売された週刊誌の記事について、兄が情報を漏らしたと指摘。家族の賭博や飲酒、借金にはもう関わらないとし、「今後も関係ない」とつづっている。
事件は、今年3月22日に発売した週刊誌「週刊ミラー」が陽岱鋼と兄の金銭問題のトラブルを報じたことがきっかけとみられる。当時の報道では、家族の住宅購入について兄弟で
揉めたとされている。陽岱鋼は、週刊誌が発売される1週間前の3月17日に兄がこの情報を漏らしたと述べている。
さらに今週、同じく「週刊ミラー」が陽岱鋼と両親の食事の様子について掲載。母親が兄・耀勲の飲酒や女性関係などを心配しているという会話の内容が報じられ、陽岱鋼は食事の予定を兄と義理の姉が週刊誌に伝えたという見解を示している。
陽岱鋼は、「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16日開幕・東京ドーム)に台湾代表として出場する。フェイスブック投稿の最後には、「代表チームの合宿中に家族のもめごとを公にして申し訳ない」とファンへ謝罪した。
陽耀勲は、2006年にソフトバンクに入団し、12年までの通算成績は5勝5敗。14年にはメジャーリーグに挑戦するも成績を残せず、15年に台湾プロ野球のラミゴ・モンキーズに入団して外野手に転向した。陽耀勲は三人兄弟の長男で、次男は陽耀華(元長崎セインツ・愛媛マンダリンパイレーツ内野手)。
陽耀勲の所属事務所は「状況を把握してないので、答えられない」をコメントしている。