西武、2軍投手コーチに杉山氏と許氏が就任。若手投手の底上げへ
2017/11/17
埼玉西武ライオンズは17日、杉山賢人氏(48)と許銘傑氏(40)と来季の2軍投手コーチ契約を結んだと発表した。背番号は杉山氏が「90」、許氏が「91」となる。
杉山氏は1993年ドラフト1位で東芝から西武に入団。阪神、大阪近鉄、横浜を経て、01年で引退。通算成績は333試合に登板し、防御率3.91、17勝13敗17セーブ。楽天で06~09年、15~16年、今季は台湾プロ野球のラミゴでコーチを務めた。
球団は若い選手の底上げを期待し、杉山氏にコーチ就任を要請。杉山氏は「もう一度ライオンズのユニホームを着たいと思っていたのでうれしい。一人でも多くの選手をレベルアップしていきたい」と語った。
許氏は00~11年に西武に在籍。今季は台湾プロ野球・中信兄弟でコーチを務めていた。NPBでのコーチ経験は初めてとなる。「台湾ではブルペンの中継ぎ投手の調整をやってきた。勉強しなければならないことは多いが、今までの経験生かして投手陣の力になれるようにしたい」と意気込んだ。許氏の日本での通算成績は301試合で防御率4.20、49勝49敗2セーブ。
今季は4年ぶりのAクラス、パ・リーグ2位だった西武。来季のリーグ優勝、日本一に向け、若手投手のレベルアップは欠かせない。2人の新コーチに期待がかかる。