セ新人王は中日・京田、球団19年ぶり「歴史に名を刻めてうれしい」
2017/11/20
プロ野球の「NPB AWARDS 2017 supported byリポビタンD」が20日、東京都内で行われ、中日ドラゴンズの京田陽太内野手がセ・リーグ最優秀新人賞(新人王)を獲得した。
中日からの選出は1998年の川上憲伸選手以来19年ぶり10人目。記者会見に臨んだ京田は「歴史に名を刻めてうれしい」と喜びを語った。
今季は141試合に出場し、打率.264、149安打、36打点、4本塁打、23盗塁の成績を残した。球団の新人安打記録を更新、盗塁数はリーグ2位タイだった。
有効得票総数286票のうち208票を獲得しての受賞。「濱口(DeNA)と一騎打ちという話で、CS、日本シリーズと活躍してたので正直諦めていた」と本音をこぼすも「1年間ずっと1軍でプレーできたこと、持ち味の走塁が評価されたのかな」とほっとした表情を浮かべた。
また、パ・リーグ新人王に選ばれた源田壮亮内野手(西武)を引き合いに出し「来年は143試合フルイニング出場を目標にしたい」と意気込む。課題や改善点は「すべて」と語り、ストイックに2年目に挑む姿勢を見せた。