ソフトバンク・サファテがパMVP受賞に喜び「信頼が自信につながった」
2017/11/20
福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手は20日、東京都内で行われた「NPB AWARDS 2017 supported byリポビタンD」でパ・リーグ最優秀選手賞(MVP)を獲得した。
来日7年目の今季は、66試合に登板し防御率1.09、2勝2敗、日本球界シーズン新記録の54セーブの成績を残した。絶対的守護神として、チームのリーグ最速優勝、2年ぶり日本一に大きく貢献した。
サファテは記者会見で「光栄に思う。クローザーとしてMVPがとれると思っていなかった」と喜びを語った。妻や3人の子どもたちのサポートのおかげで野球に集中できる環境だったと、家族への感謝を示した。
新記録の大きな原動力となったのは、「監督、コーチ、チームメイトからの信頼」だという。「マウンドに上がったときに声をかけてくれ、その信頼が自信になった」と語る。
MVPのほか、最多セーブ投手賞、コミッショナー特別賞、正力松太郎賞と数々の栄冠を手にしたサファテ。「今はまだ日本一と自分の記録の余韻に浸りたい」と明かすも、来季は「1年間けがをせず、250セーブを達成したい」と新たな夢を語った。