セMVPの広島・丸「喜びより、驚きが大きい」 入団10年目で初受賞
2017/11/20
広島東洋カープの丸佳浩外野手は20日、「NPB AWARDS 2017 supported byリポビタンD」でセ・リーグ最優秀選手賞(MVP)に輝いた。入団10年目の初受賞で、球団からの選出は2年連続8度目となる。
今季、全143試合に出場して打率.308、171安打、23本塁打、92打点、13盗塁。最多安打者賞を受賞し、リーグ制覇に貢献した。「チームとしても自分自身としてもレベルアップできたシーズンだった」と満足気。
その一方、受賞については「喜びより、驚きのほうが大きかった」と明かす。今季は安打や本塁打、打点などでキャリアハイの成績を残した。「シーズンの調子の波が激しいタイプだったんですけど、今シーズンは波が比較的少なかった」と振り返った。
来季に向け、「143試合出続けるという目標は持ち続けたい。プロしての意識という意味でもそこだけはこだわっていきたい」と抱負を語り、「CSでベイスターズに負けて悔しい思いをした。サポートしてくださる方のためにも三連覇、日本一という最高の結果で恩返ししたい」と雪辱を誓った。