FAの増井、オリックス移籍決定で人的補償のプロテクト28人を予想。誰を守り、誰を失う?
2017/12/01
日本ハムの守護神がオリックスの新守護神へ
北海道日本ハムファイターズからFA宣言をしていた増井浩俊投手は、11月30日にオリックス・バファローズと選手契約を結ぶことで合意した。
オリックスは守護神の平野佳寿が海外FA権を行使してメジャー移籍を模索しており、クローザーの座が空白となっていた。2016年には先発としても活躍を見せた増井だが、自身がリリーフとしての活躍を望んでいることもあり、オリックスとの契約に至った。新天地でも守護神としての活躍が期待される。
平野のFA流出後、すぐに経験豊富な新守護神・増井の獲得に成功したオリックスだが、FA選手を獲得したことで補償の問題が残った。
FA制度では旧所属チームの日本人選手年俸上位からA~Cにランク分けされ、増井はAクラスに該当すると見られており、日本ハムはオリックスに「金銭補償のみ、もしくは人的補償の選手1名+金銭補償」のいずれかの補償を求めることができる。
今回は、編集部でオリックスが日本ハムへ提出するプロテクトリストを予想した。表中、ピンクで網掛けされている選手がプロテクト枠に入る選手となる。
■投手
大谷翔平のメジャー挑戦、今回の増井流出によって投手層が薄くなる日本ハム。人的補償でも投手の獲得を目指す可能性は高いだろう。
そのため、金子千尋・西・山岡・松葉らの主力投手、黒木・近藤・吉田凌・山崎福・小林などの若手選手を中心にプロテクトに選出した。また、今季は振るわなかったが復活の可能性がある東明・海田・塚原もリストに選出した。
一方、近年は成績が振るっていないベテランの岸田・佐藤達・比嘉の3人はプロテクト外とした。
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